犬狗養畜傳(けんくようちくでん)─ 暁鐘成

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翻刻版『犬狗養畜傳』
翻刻版犬狗養畜傳テキスト原文サンプル
内 容
P1     表 紙
P2     序 文
P3     詩 文
P4〜P11  飼育方法
P12〜P17  病状及び治療薬
P18    薬広告
 犬狗養畜傳(けんくようちくでん)は,江戸時代に戯作者として名を馳せた暁鐘成(あかつきかねなり)が著した日本最古の犬の飼育に関する書である。
 幕末を迎えた江戸時代後期,江戸や大阪はすでに都市として爆発的な発展を遂げていた。文化の中心は江戸に移ったものの,元禄文化を経た大阪では,活版印刷による読本の普及や寺子屋による識字率の向上などにより,庶民が文化の担い手として十分な役割を果たすことができるようになっていた。そんな中で一般の生活も向上し,御伊勢参りや歌舞伎,浄瑠璃,ペットの飼育など,現在の趣味娯楽の原型となるものが次々と生み出されていた。
 そうした時代に,暁鐘成は絵画,詩文,散文とあらゆる分野にその才能を発揮し,大阪ではもっとも人気の高い戯作者として活躍していた。犬狗養畜傳はそんな彼の非凡の一端を示す異色の読本である。
 当時は金魚をはじめ,猫,鳥など,愛玩動物の飼育が大流行していた。しかし,現代のように動物病院などはなく,動物の飼育は家畜などとちがって,医学的な根拠に基づかない民間方法が主流だったことは想像に難くない。彼は巷に蔓延する似非情報に心を痛め,適切な犬の飼育方法を広めんとして著したのがこの犬狗養畜傳である。